NIPT外来なら名古屋市千種区のまるたARTクリニックへ

NIPT外来

当院のNIPT外来について

当院は、日本医学会出生前検査認証制度等運営委員会により公式に認証され「認証施設」となりました。結果に応じて「基幹施設」である藤田医科大学病院と連携して対応する「連携施設」として当院が登録されました。

運営委員会が策定した「NIPT等の出生前検査に関する情報提供及び施設(医療機関・検査分析機関)認証の指針」の要件を満たしており、2026年10月1日より当院でNIPTを実施可能です。

大学病院との連携体制のもと、不妊治療と遺伝医療の両方にしっかりと対応いたします。

まるたARTクリニック NIPT連携施設の認証証

非侵襲性出生前遺伝学的検査(NIPT)とは

採血で調べる、赤ちゃんの染色体疾患の可能性

妊娠10週0日~12週6日に採血を行い、検査精度、安全性、そして医学的意義を考慮して、お腹の赤ちゃんの21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーについての可能性(陽性、陰性、判定保留)を調べるスクリーニング検査です。

検査を検討される方には、臨床遺伝専門医による遺伝カウンセリングを受けていただきます。

担当医師

まるたARTクリニック副院長
生殖医学研究所 所長
神戸大学大学院科学技術
イノベーション研究科 客員教授
東京農工大学 客員教授

濱田 雄行

Katsuyuki Hamada

略歴

  • 1979年 愛媛大学医学部医学科卒業
  • 1983年 愛媛大学大学院医学研究科博士課程(機能系)修了、医学博士の学位授与
  • 1983年 愛媛大学医学部助手(産婦人科)
  • 1988年 愛媛大学医学部附属病院講師(産婦人科)
  • 1993年 客員研究員(アメリカ合衆国テキサス大学MDアンダーソン癌センター胸部外科学講座胸部分子腫瘍部門)
  • 1997年 愛媛県立医療短期大学(現在愛媛県立医療技術大学)非常勤講師
  • 2009年 九州大学大学院医学系研究学府非常勤講師
  • 2017年 東邦大学医学部医学科臨床腫瘍学講座客員教授
  • 2017年 愛媛大学医学部産婦人科学教室客員教授
  • 2017年 加藤レディスクリニック
  • 2019年 東京大学医科学研究所臨床ゲノム腫瘍学分野非常勤講師
  • 2020年 東京農工大学客員教授
  • 2024年4月 神戸大学科学技術イノベーション研究科客員教授
  • 2025年4月 まるたARTクリニック 副院長 就任

資格

  • 医学博士
  • 生殖医療専門医・指導医
  • 臨床遺伝専門医
  • 検診マンモグラフィ読影認定医
  • 検診乳房超音波認定医
  • 日本専門医機構認定産婦人科専門医・指導医
  • 公益財団法人日本スポーツ協会公認スポーツドクター

所属学会

  • 日本産婦人科学会
  • 日本生殖医学会
  • 日本産婦人科内視鏡学会
  • 日本遺伝子細胞治療学会
  • 日本受精着床学会
  • 日本産婦人科乳腺医学会
  • 日本乳癌学会
  • アメリカ遺伝子細胞治療学会
  • 日本人類遺伝学会
  • 日本遺伝カウンセリング学会
  • 日本リハビリテーション学会

まるたARTクリニック特任副院長

西澤 春紀

Haruki Nishizawa

略歴

  • 1997年 藤田医科大学医学部卒業
  • 1997年 藤田医科大学病院 産婦人科入局
  • 2000年 静岡赤十字病院 医員
  • 2001年 藤田医科大学医学部 産婦人科 助手
  • 2010年 藤田医科大学ばんたね病院 産婦人科講師
  • 2012年 藤田医科大学医学部 産婦人科 准教授
  • 2017年 藤田医科大学医学部 産婦人科 教授
    (2025年 藤田医科大学病院総合周産期母子医療センター長兼任)
  • 2026年8月 まるたARTクリニック 特任副院長

資格

  • 医学博士
  • 日本専門医機構認定産婦人科専門医・指導医
  • 日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
  • 日本人類遺伝学会・日本遺伝カウンセリング学会認定 臨床遺伝専門医
  • 日本周産期・新生児医学会認定 周産期専門医(母体・胎児)

所属学会

  • 日本産科婦人科学会
  • 日本生殖医学会
  • IVF学会
  • 日本産科婦人科遺伝診療学会
  • 日本産科婦人科内視鏡学会
  • 日本母体胎児医学会

検査の流れ

妊娠9週:当院卒業

妊娠10週0日~12週6日:遺伝カウンセリング

遺伝カウンセリング(1カップル 11,000円(税込))

原則、パートナーと一緒にご来院ください。

ご予約はお電話(052-764-0010)にてお願いします。

※持ち物:NIPT同意書、母子手帳、マイナ保険証または資格確認書

同意書にご夫婦ご署名の上、ご提出ください。

採血

遺伝カウンセリング後、同じ日に採血が可能です。

126,000円(税込)

NIPTを希望された場合に約10~20mlの採血をします。

通常、結果が出るまでに13日ほどかかります。大型連休等で遅れる場合があります。

約2週間後:結果報告

NIPTを受けられた方への結果報告は、遺伝カウンセリング(1カップル 5,500円(税込))で行います。

どのような結果が出て、どのように選択した場合でも「基幹施設」と連携して最後まで対応いたします。

NIPTのメリット・留意点

NIPTのメリット

  • 母親の血液だけで、生まれる前の赤ちゃんの一部の染色体疾患を検査できます。
  • もし陽性だった場合には、より早く確定検査を受けることができます。
  • 赤ちゃんについて悩まれ、不安が強い方にとって一つの選択肢になる可能性があります。

留意点

NIPTはあくまでスクリーニング検査です。検査する染色体疾患のリスクが高いのか低いのかを評価しており、確定的な検査ではありません。もし陽性の場合には、診断のために確定検査(羊水検査)が必要となります。「基幹施設」と連携して、しっかりとサポートいたします。

検査を受けられる方

当院で不妊治療を受け、妊娠された方

費用について

初回の遺伝カウンセリング 1カップル 11,000円(税込)
NIPT検査費用 126,000円(税込)
(羊水検査をした場合の検査料も含んでいます)
2回目の遺伝カウンセリング料金(NIPT結果説明時) 1カップル 5,500円(税込)

陽性後、羊水検査を希望される場合

※陽性後、羊水検査を希望される場合の費用 再診料+別途手技料等、55,000円(税込)が必要です。
(麻酔使用の場合は別途麻酔代必要)
3回目の遺伝カウンセリング料金(羊水検査結果説明時) 1カップル 5,500円(税込)が必要です。

PGT-AとNIPTの違い

「PGT-A(着床前胚染色体異数性検査)」も「NIPT(非侵襲性出生前遺伝学的検査)」も染色体検査です。しかし、検査を行うタイミングや検査対象等が大きく異なります。

妊娠が成立する前に行う「PGT」

「PGT」は着床前検査、つまり妊娠が成立する前に行う検査です。

体外受精や顕微授精において得られた「胚(受精卵)」の細胞の一部を採取し、染色体の数や構造を検査します。そして、染色体の数や構造に異常がないとされた胚を子宮に戻します。

  • 胚の「染色体数」を検査するPGT-A
  • 胚の「染色体構造」を検査するPGT-SR

などがあります。

妊娠が成立した後に行う「NIPT」

一方、「NIPT」は出生前検査の一つです。

着床後、つまり妊娠が成立した後に行う検査です。

検査の比較

項目 着床前胚染色体異数性検査(PGT-A) 出生前検査
非侵襲性出生前遺伝学的検査(NIPT) 羊水検査
検査のタイミング 妊娠成立前(胚移植前) 妊娠成立後(妊娠10-16週以降) 妊娠成立後(妊娠15-16週以降)
検査対象 胚の細胞の一部 母体の血液 羊水
検査方法 胚の細胞の一部を生検
染色体の数や構造を解析
母体から採血
血中の胎児DNAを分析
母体のお腹に注射針を刺して羊水を抜き
胎児の細胞を培養して染色体を分析
検査でわかる内容 胚の染色体異常の有無(PGT-Aで全染色体数的異常) 胎児の21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーの可能性 胎児の21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーのほか性染色体の病気などさまざまな染色体の病気
検査結果の活用法 妊娠率を高め流産率の低下が期待できる移植胚の選定 出産に向けた意思決定や準備に役立てる 出産に向けた意思決定や準備に役立てる
母体・胎児へのリスク 母体への直接リスクはほぼありませんが、胚の細胞を採取したダメージによる着床不全、流産などの可能性は否定できません 母体・胎児への直接リスクはほぼなし 針を刺すため感染や出血が起きることがあります。0.3%の割合で流産のリスクがあると言われています