賢く考え近道を探そう!
妊娠・出産には適齢期がある
年齢と不妊の関係
欲しい子供の数と妊活を
始めるべき年齢の上限
子1人 | 子2人 | 子3人 | ||
50% (どちらでもよい) |
自然妊娠 | 41歳 | 38歳 | 35歳 |
体外受精 | 42歳 | 39歳 | 36歳 | |
75% (できれば欲しい) |
自然妊娠 | 37歳 | 34歳 | 31歳 |
体外受精 | 39歳 | 35歳 | 33歳 | |
90% (絶対欲しい) |
自然妊娠 | 32歳 | 27歳 | 23歳 |
体外受精 | 36歳 | 31歳 | 28歳 |
出典::Habbeman et al. Hum Reproduction 2015
たとえば、自然妊娠でお子さまを一人強く希望された場合、妊活をはじめるべき年齢は32歳です。人間の体が老化するのと同様、卵巣の中の卵子も老化します。具体的にはDNAに損傷が起きたり、うまく細胞分裂ができなくなったり卵子そのものの数も減っていくので、最終的には妊娠率の低下につながります。日本産科婦人科学会のデータベースを使用して35万人超の妊娠データを解析した調査結果があります。
研究では、高齢妊娠、特に45歳以上の妊娠では妊娠高血圧腎症や前置胎盤などの母体合併症のリスクが高くなり帝王切開分娩が増加することが分かりました。また、妊娠方法や妊娠歴によりその影響は異なってくることも同時に明らかになりました。一方で、児の予後に関しては、早産、未熟児出生などのリスクは上昇するもののその影響は小さく、死産・胎児死亡のリスクは明らかには認められないことも同時に分かりました。
一般には、結婚あるいは同居後タイミングを取り始めて1年たって妊娠が成立しなかったときに、不妊症として病院へ行く、と考えられています。また以下のような症状のある方は、不妊専門クリニックの受診を急いでください。
女性
- 月経異常がある方
- 性感染症・骨盤腹膜炎になったことがある方
- 以前に子宮筋腫・子宮内膜症を指摘されている方
- 35歳以上の女性
男性
- 精子の質をよくするためにできることを生活の中で意識をしていない方
日本は世界一の不妊大国と言われています。若いうちは自分の体の状態や選択肢を知らず、比較的高齢になって不妊が顕在化してから初めてクリニックに行き治療に苦しむ方がいらっしゃいます。
不妊治療の負担はさまざまで、妊娠までの時間がかかるほど想像以上に積み上がるものです。だから私たちは、一日でも早く不妊治療を終えてほしいと願っています。夫婦の年齢や体の状況を知った上で、目標をどこに定めるのか、ゴールにたどり着くまでにどのような選択肢を選ぶのか正しい知識をきちんと持つことは重要です。
妊活すると決めた日から、経済面、精神面、体力面を考慮しどの段階の治療まで頑張るのかご夫婦のライフプランと、将来の家族計画も相談した上で後悔しないように妊活で賢い近道を一緒に探していけたらと思っています。
当院を初めて受診される方の持ち物
ご来院の際は下記をお持ちください
- 保険証(ご夫婦お二人のもの)
- 以前他の病院に受診したことがある方は、紹介状・検査データなど
※検査データがあれば参考になりますが、ホルモンの状態などは変動しますので、月日が経っていれば主な項目は検査させていただきます。 - 健康診断書(1年以内に健康診断を受診した方)
- 基礎体温表(過去2~3か月程度のもの。記録がない方は、初診までの数日でも構いませんのでご持参ください。)
初めて当院を受診される方はLINE公式アカウントもしくはお電話にて診療予約をお取りの上、
WEB問診の回答・送信にご協力ください。
⇒WEB問診はこちら
各種資料がダウンロード可能です。
別姓のご夫婦・カップルの方はこちらをダウンロードし記入の上ご持参ください。
初めての方の診察の流れ
1. WEB問診
2. 初診前カウンセリング・
採血・精液検査
(ご夫婦それぞれの来院が必要です、同一日でなくても可)
※他院からの転院希望の方は、できるだけ紹介状をご用意ください
3. 採血結果をもちいて医師の診察
※保険診療では婚姻関係の確認資料、戸籍謄本(発行3か月以内)を治療計画書作成日までにご用意ください
婚姻関係確認提出書類について
不妊治療保険診療をお受けになる条件が厚生労働省より定められています。
保険適用には、その周期のうちにパートナーも必ず同席の必要があります。(初診時ではなく、治療周期の初回かその周期中です)。また、特別な事情があり来院不可の場合は、女性の診療時に携帯テレビ電話などで医師と治療の意思確認をすることも可能です。(ただしその際に、医師に身分証の提示が必須)
保険適用には病院で婚姻関係の確認が義務づけされました。初回の治療時(保険適用)までにご準備ください。初診時でも構いません。治療同意書は当院で用意いたします。
提出書類
- 法律婚の場合は戸籍謄本の提出
- 事実婚の場合は各自戸籍謄本・住民票(続柄・世帯全員記載のもの)の2点を提出
別姓カップル同意書(同一世帯でない場合は理由を明記) - 一方が外国人カップルの場合日本人の方は戸籍謄本・婚姻証明書(お持ちの場合)
住民票(続柄・世帯全員記載のもの)の提出 - 外国人同士のカップルの場合婚姻証明書・住民票(続柄・世帯全員記載のもの)の提出
※戸籍謄本・住民票は発行3か月以内の書類を提出下さい
※事実婚夫婦の婚姻時は再度、書類等を提出下さい
※保険診療では生理周期にあわせてご夫婦同席の上(難しければビデオ通話可)治療開始・治療計画書の作成が必要となります
※保険診療では、お薬の種類、投与量、日数など制限があります
高額療養費制度を利用される
患者さまへ
マイナンバーカードに保険証を紐づけされている方で高額療養費制度に同意いただければ、認定証を持参いただかなくても適応されます。
選定療養費
令和6年 6月 1 日(土)より厚生労働省が定める診療報酬改定に伴い、医療上必要があると認められない患者さまの都合(採卵時に射出精子を持参することが困難な場合)による精子の凍結については「選定療養」となります。「選定療養」とは保険診療中に追加費用を負担することで、保険適応外の治療を保険適応の治療と併せて受けることができる医療のことです。
精子凍結(選定療養) | 22,000円(税込)/本 |
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凍結胚・凍結精子・凍結卵子の
移送について
当院はオーダーメイドの移植周期で
治療を行っております。
他院で凍結している胚・精子・卵子を、
輸送し当院で移植をすることも可能です。
ご希望の方は一度お問合せください。
資料がダウンロード可能です。
転居に伴う移送・受け入れはしております。
検査のための移送・受け入れは現在しておりません。
オンライン無料診療相談について
スマートフォンやタブレットを使って医師に無料診療相談をする
オンライン診療サービスです。
全国、海外からもお問合せが多く、予約がとれないというお声をたくさんいただいております。大変心苦しいのですが、
他院通院中・不妊治療をこれから検討される方限定で、ご相談は一回まで
とさせていただきます。
予約可能日は、毎週火曜日の16時00分~17時00分です。
(ご相談時間は30分間とさせていただきます)
外来の進行状況によっては、
相談開始時刻が遅れる可能性がございます。
たくさんの患者さまとお話しする機会を設けるため、30分間の相談時間にご協力をお願いいたします。
無料診療相談をご希望の方は
ポケットドクターをダウンロードいただき、
アプリ内からご予約ください。
(無料診療相談予約は、アプリ内からのみの受付とさせていただきます。)
ご予約時に必要なポケドクナンバーは
07369157です。
https://www.pocketdoctor.jp/med/lp/howto/
オンライン無料診療相談の流れ
- 診察券をお持ちでなくても登録が可能です。
- アプリをインストールをし、メールアドレスのご登録から本登録をお済ませください。
- メールアドレスとパスワードを入力しアプリのトップ画面の「予約する」ボタンを押して、「My施設登録」画面で上記のポケドクナンバー(07369157)を入力してください。
- まるたARTクリニックが表記されたことを確認後、「次へ」を押してください。
- 「診察券登録」画面は何も入力せずに、一番下の「My施設を登録する」を押下で施設の登録が完了となります。
- My施設の登録が完了いたしましたらアプリトップ画面の「予約する」ボタンより「まるたARTクリニック」を押下いただき、初回予約※をお願いいたします。
※予約をする「施設詳細」画面に「窓口支払い」の記載がございますが、こちらの相談は無料で行います。
オンライン無料診療相談は、ご来院にかかる時間負担を軽減できます。
24時間いつでもご予約可能です。
距離に関係なくお好きな場所で無料診療相談を受けられます。
医師以外、他の患者さまと顔を合わせることがございません。
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