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開院5周年のご挨拶

少し前に流れた大谷翔平選手のCMを覚えていますでしょうか?

「僕はプロになってから928回の三振をしていて

打たれたヒットの数は647回で

ホームランは59本打たれ

失点数は全部で281

チャンスで506回凡退して

二刀流が無理だと言われたことは∞(数え切れず)

でも二刀流が無理だと思ったことは一度もない」

 

世界的スーパースターの大谷選手が最初に二刀流を目指すと公表したとき、ほとんどの野球解説者は「無謀だ」「ピッチャーだけでも大成するのに大変なのに…」と否定的でした。それでも「二刀流が無理だと思ったことは一度もない」という彼の強い信念と自分を信じる想い・夢を叶えるための努力は素晴らしく、不可能か可能かは他人が決めることではない、自ら能動的に動き、実現していくのだという強いメッセージを感じました。「一寸先は光」です。大谷選手の大偉業がニュースで流れるたびにそう思います。


2025年3月7日に開院5周年を迎えました。

 

開院してすぐに新型コロナウイルス感染が蔓延し、そのような状況下で、患者さまおひとりおひとりに感染対策にご協力いただき、一度もクリニックを閉じることなく診療を続けることができました。これもひとえに地域の皆さまやクリニックに関わるさまざまな方々のご協力とご支援あってのことと心より御礼を申し上げます。開院から5年間で妊娠判定陽性者は3326名となりました。多くのご夫婦と出会い、数えきれないほどの幸せな気持ちをいただいたことに、スタッフ一同、心より感謝申し上げます。

不妊治療を通して、ご夫婦とともに成長し支え続けることのできる生殖医療という役割に、あらためて魅力と誇りを感じます。みなさまと共に歩んだ5年間を、私が医療人としてさらに進化するための糧とさせていただきます。みなさまのご期待に添えますよう一層努力してまいる所存でございます。

最後に、開院以来、私を支え共に歩んでくれている有能なスタッフのみなさん。我々を身近に支えてくれているスタッフそれぞれの家族のみなさんに心からの感謝を伝えます。ありがとうございます。

令和7年3月7日

まるたARTクリニック 

院長 丸田 英