4月1日の日本生殖医学会からの声明では妊娠の延期を選択肢提示を推奨することが発表されておりましたが、
5月18日に新たに声明が更新されました。
(以下抜粋)
1)不妊治療(人工授精、体外受精・胚移植、生殖外科手術などの治療)の延期を選択肢として受け入れた患 者さんに対して、COVID-19 感染防御と感染拡大防止の対策を可能な限り施行した上で、以下の点に配慮し不 妊治療の再開を考慮してください。
2)感染の動向が都道府県や地域によって異なること、患者さんごとに背景や感染した場合のリスクが異なる 可能性があることなどから、不妊治療の種類と実施の可否についての選択は患者さんへの十分な説明と同意 のもとに医師と患者さんでよく相談して実施してください。
3)COVID-19 感染に対する医療供給体制などの社会状況にも配慮しながら、それぞれの状況に応じた適切 な医療を実施してください。
以上の状況を踏まえて、当院の姿勢として今後も日本生殖医学会の声明を重視しつつ、
患者様とよく相談の上、全ての治療を再開していきます。
妊娠のみが目的ではなく、健康に新しい生命の誕生が目的です。
よろしくお願い致します。
<参考リンク>
◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する日本生殖医学会からの通知 (2020 年 5 月 18 日版)
http://www.jsrm.or.jp/announce/195.pdf
◆日本生殖医学会
http://www.jsrm.or.jp/