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流死産検体を用いた遺伝子検査

みなさまの赤ちゃんが元気にすくすく成長していってくださることを願っていますが、もし今お辛い思いをされている方がいらっしゃるようであれば検査で分かることもあると思います。ご相談ください。

■ これまでの流産検査との明確な違い

・適応範囲が拡大(自細菌の混入や壊死を起こした流死産絨毛組織 (自然排出例など)、凍結した流死産絨毛組織)
そのため、既に保険適用されている「流産検体を用いた絨毛染色体検査」では解析できない状況でも解析ができる可能性があります。

愛知県では、不育症検査に対する
助成を行っています。

先進医療として実施された保険診療適用外の「流死産検体を用いた遺伝子検査」を受けた場合、費用を助成する事業です。

■ 費用

検査代 103,000円
※患者さまのご負担は約43,000円で検査を行うことができます。

■ 助成

1回の検査に係る費用の7割を助成。ただし、上限6万円となります。

■ 対象

既往流死産回数が2回以上の方(過去に1回以上の流産歴があり、今回妊娠で臨床的に流産と診断された方)。
年齢や所得などの要件はありません。
当院は2023年2月1日に、先進医療「流死産検体を用いた遺伝子検査(NGS)」の認可施設となりました。