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千種区保健センター・椙山女学園大学との協働、性教育活動のご報告

千種保健センターと椙山女学園大学の学生とコラボ事業で、性感染症のこと、妊孕性のことについての勉強会を行いました。

この性教育授業は、昨年に引き続き、若い世代への性感染症予防の一環として行政が中心となり、学生に携わる大人たちで準備をし実現に至りました。今秋、学生たちが学んだことを自分たちの言葉で学園祭参加者へ届けます。昨年度の学園祭ブースでは100名以上の若者が訪れ、学園祭の「良かった企画」来場者投票で第2位を獲得されたそうです。学生による同世代への性教育は非常に効果があると強く感じました。今年も、自分が得た知識をどう伝えていくのか、楽しみです。夏休みの勉強会が、椙山女学園大学が目標に掲げている自立した女性を目指すための、ライフプランを考えるきっかけになったら嬉しく思います。

日本の少子化問題は待ったなしの状況で、不妊治療を経て出生する新生児の割合が全体の1割近くに達しています。不妊治療の保険制度の一層の拡充とともに、妊孕性(にんようせい)については包括的性教育の中で早い段階から知る必要性を感じています。自分が望むときに望んだ形で納得して人生を選択できるように若者が正しい知識をつけていくことが大切だと考え、まるたARTクリニックは今後も若者への性教育に積極的に携わっていきたいと思っています。