まるたARTクリニックでは卵管鏡下卵管形成術(FT術)を行っております。
FTとは、卵管が狭くなったりして卵子や精子が卵管を通ることができない「卵管性不妊症」の患者さまを対象にした内視鏡治療のひとつです。カテーテルと呼ばれる細い管を膣から子宮、そして卵管入口まで挿入し、カテーテルに内蔵されたバルーンを卵管内で押し進めることで詰まったり卵管を拡げる治療法です。メスなどによる切開を行うことなくカテーテルを挿入するため身体への負担が少ないのはもちろん、治療時間も30分ほどなので外来での治療が可能です。また治療と同時に、内視鏡で卵管内の状態を確認することもできます。
当院のFT実施件数
2020年3月~12月 88件
FT後の妊娠数 20件(タイミング 又は人工授精実施後)です。